ギャンブルには何にでも理論に基づいた法則や考え方があります。
期待値やオッズ計算、確率の収束論なども何かのデータを踏まえた上で出された数字や考え方です。
そして、ギャンブルに100%という数字はありません。しかし勝率を高くする方法はいくつもあります
今回はその勝率を高くする方法の中でもココモ法について紹介していきます。
本記事ではココモ法やその条件と確率、損切りについての解説しています。
ココモ法とは?
ココモ法とは一体何なのかについて解説していきます。
ココモ法とは?
ココモ法とは負け続けても1度勝てば収支がプラスになる賭け方です。
進め方としては、最初と2回目の勝負は※1ユニットをベットします。
3回目以降は前回と前々回のベット額の合計額をベットしていき、勝てばまた最初からスタートという賭け方です。
ココモ法は負けが込めば込むほど勝利時の収支が大きくなるという特徴があります。
そもそもココモ法とはマーチンゲール法の弱点 「負け続けた時の額の増加割合が大きい」 という点を克服するために生み出された賭け方と言われています。なので非常にマーチンゲール法と似ています。
現在、ベラジョンカジノにおいてココモ法は禁止されていません。
多くの方が実際にベラジョンカジノで利用しています。
※1ユニット:自分で決めた1回の掛け金の事
マーチンゲール法についてはこちらの記事をご参照ください。
ココモ法に必要な条件 有利な条件
- オッズが3倍(必要)
ココモ法はオッズ3倍ということからルーレットの「ダズンベットやコラムベット」に賭けるのが最適です。どうして3倍なのかというとオッズ2倍で計算すると期待値がマイナスになるからです。計算してみてください笑。ルーレットにもアメリカン、ヨーロピアンとありますが、00がないヨーロピアンルーレットタイプを選びましょう。 - 独立対象のゲームであること(必要)
独立対象のゲームとは、一度一度のゲームが独立していて次の結果に影響しないゲームの事です。
逆の従属対象のゲームとはブラックジャックやバカラのようにゲームの終了と状況のリセットが同じではないゲームです。1つのシューターに6~8デックのトランプが入っている為、シューターのカードを使い切るまで状況のリセットとは言えません。 - テーブルリミット(マキシマムベット)が高いテーブル(有利)
マーチンゲール法もココモ法もどちらも長期戦の戦いになります。そしてココモ法は負けた数が多い方が旨みが大きいという特性からテーブルリミットが高くないと行いにくい作戦です。 - 巨額の軍資金(有利)
ココモ法は負けを深追いして利益を出す方法なので、深追いするためにも軍資金が多い方が負けにくくなります。
マーチンゲール法とココモ法の比較
マーチンゲール法
まず初期ベットは1ユニットを賭けます。負けたら初期ベット額の2倍を賭ける方法です。連敗した場合はさらに2倍の金額をベットし続ける方法です。
一度でも勝てば収支がプラス1ユニットにできますがテーブルリミット(マキシマムベット)と軍資金、損切りのタイミングなどを把握しておかないといけません。
ココモ法
初期ベットと2回目のベットまでは1ユニットで普通に賭けます。ココモ法は2連敗後に開始します。3回目以降は前回と前々回のベット額を足し合わせた金額を賭け続ける方法です。
ココモ法も一度勝てばマーチンゲール法と同じく収支がプラスになりますが、マーチンゲール法との最大の違いは賭け金の増加割合が穏やかなところと、負ければ負けるほど勝った時の収支も大きくプラスになるところです。しかしココモ法も同様にテーブルリミット(マキシマムベット)と軍資金、損切りのタイミングなどを把握しておかないといけません。
マーチンゲール法とココモ法を比較まとめ
- 同じテーブルリミットである$1,200に到達する回数にも差があります。
- マーチンゲール法はいくら負けても収支はプラス1ユニットにしかなりませんが、ココモ法は負けが連続するに比例して収支も大きくなります。
- 負けた時の賭け金の増加割合がマーチンゲール法に比べてココモ法の方が緩やかです。
- 一見ココモ法の方がとてもスペックが高く見えますがマーチンゲール法は1/2に対しココモ法は1/3と勝率ではマーチンゲール法に劣ります。
ココモ法で負ける確率
ココモ法もマーチンゲール法と同じで使用すればするほど負ける確率は低くなります。
一度でも勝てば収支がプラスになるという夢のような方法です。
ベラジョンカジノヨーロピアンルーレットの『コラムベットとダズンベット』のテーブルリミットが 共に$1,200までで、勝率は32.43%です。
コラムベット ダズンベット
という事はテーブルリミットの$1,200に到達するにはココモ法では16回連続で負けた場合に到達ということになります。
外れ確率67.57%を連続して16回引く確率は0.18%。かなり可能性の低い数字に見えますが、1回の勝率は32.43%です。この数字は変わりません。ですので運が悪いと全然あり得てしまうことなのです。
ココモ法の損切りのタイミング
損切りとは一体何なのか?また損切りのタイミングについてご紹介していきます。
損切りとは?
損切りとは、ある一定の値までマイナスが続いたら、そこで止める方法です。
例えば、同人物がマーチンゲール法とココモ法を同条件で行ったとしましょう。
私はココモ法の方が依存性が高いのではないかと思います。なぜならココモ法は賭け金の増加割合が緩やかですし、勝った時の旨みが非常に大きいからです。しかしカジノやギャンブル、投資の世界においても損切りは必須になってきます。なぜかというと損切りをせずに負けを取り返そうと深追いをし続けた結果の先には 軍資金の破産 が待っています。
そうならない為にも損切りのタイミングを決めておくと便利ですし諦めが付きやすく軍資金の破産を回避する事も出来ます。
まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」ですね。
損切りのタイミング
『絶対にこうした方がいい損切りのタイミング』と断定して言うことはできませんが、
- 自分の軍資金に対して○○%を下回ったら損切りをする
- ○○回以上負けたら損切りをする
- 確率から考えて損切りラインを決める
などがありますが今回は
確率から考えた損切りタイミングを紹介していきます。
このグラフでもわかるように2連続して外れる確率は46.65%と50%を切っています。
例えば今80回目として82回目までに勝つ確率は54.35%です。しかしココモ法は連続して外れると賭け金も大きくなりますから、残りの軍資金があと2回を賭けれない状態となった時を損切りのタイミングとして決めておくのがいいと思います。
最後に
ココモ法はとても魅力的な賭け方で、マーチンゲール法の克服版という言葉がピッタリです。非常に攻めに強い賭け方ですが最大の弱点は1ゲームの勝率が3割というところにあります。オンラインカジノを初めとしてその他のプロギャンブラーや投資家達は必ずと言っていいほど『自分の定めた損切りのタイミング』を持っています。なぜかというと彼らは損切りというものが損ではあるけれども軍資金を守りつつ次の勝負の糧に繋がる事がわかっているからです。皆さんも是非ゲームをプレイする時は損切りを決めてプレイしてみてください。
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